患部にレーザー光線を照射することで、それら筋肉の痛みを除去することができます。

レーザー治療

筋肉の痛み

「あご(顎)が痛くて・・・」という訴えで来院される方の中には、あごの関節ではなく、あごを動かす筋肉の痛みが原因の場合がみられます。いずれにせよ患部にレーザー光線を照射することで、それら筋肉の痛みを除去することができます。

歯がしみる(知覚過敏)

虫歯ではないのに、冷たい物を口にしたとき歯がしみる(痛い)「知覚過敏症」の患者さんにもレーザー治療は効果があります。「知覚過敏」は歯ぎしり等で歯の一部に負荷がかかる状態が続き表面のエナメル質に細かいヒビ(マイクロクラック)が入ることで、象牙質に直接刺激が届き痛みが生じるという説が有力です。
知覚過敏症の治療にはレーザー治療で痛みをとる他にも、「塗り薬」で表面をコーティングして刺激から象牙質を守ったり、マイクロクラックの原因と考えられる歯ぎしりからの負担を軽減するための「ナイトガード(マウスピース)」の夜間装着があります。

口内炎

口の中の粘膜に起こる炎症をまとめて「口内炎」といいます。原因はわかっておらず自然に治ることがほとんどですが、痛みが煩わしく何度も再発する傾向にあります。できる箇所によって、しゃべるのに不自由したり食べ物がしみたりと、日常生活に支障をきたす場合もあります。
ステロイドの軟膏を塗るのも効果ありますが、即効性がたかいのはレーザー照射です。多くの症例で1~2分の照射で痛みが消失し、治癒も早く行われます。
写真は舌の先端に口内炎ができて痛いため来院されました。一回のレザー照射で痛みは消失し、口内炎も数日で無くなりました。

歯ぐき(歯肉)のメラニン色素の除去

歯肉にメラニン色素が沈着すると歯ぐきが帯状に黒くなります。、原因は不明ですが、病的なものではなく黒子などのように無害です。ただ、笑った時、歯ぐきの見える方では気にされる場合もあり審美的な問題となります。
このメラニン色素の沈着はレーザー照射で簡単に除去でき、治療後の痛みもありません。